
熊本市で大型ごみを出す場合、事前にごみゼロコールへ電話で申し込む手順が欠かせません。品物をごみステーションへ置いておけば持ち帰ってもらえる、という仕組みではありません。申し込みの窓口は電話だけで、インターネットからの受け付けは行われていません。
このページでは2026年8月時点の市の案内をもとに、申し込みの手順、手数料の決まり方、出すときの決まりごと、処理施設へ自分で運び込む方法までを順にまとめます。
- 内容は熊本市「『大型ごみ』の出し方」および「ごみ処理施設への持込について」の記載に沿っています。
- 収集までの日数は市が示す平常時の目安です。
- 植木地区にお住まいの方は取り扱いが異なる部分があります。
- テレビや冷蔵庫の手放し方は熊本市のテレビ処分ガイドをご覧ください。
- 申し込みはごみゼロコール(0570-00-5374)への電話のみ。ネット受付はない
- 手数料は品目ごとに500円か900円の2種類。金額は申し込みのときに知らされる
- 1回の収集日に申し込めるのは原則5個まで
- 収集日は平常時で申し込みから1週間ほど。転居が多い時期は3週間ほどかかることがある
- 市は屋内に立ち入って運び出すことをしない
熊本市で大型ごみに当たるもの・当たらないもの

熊本市が大型ごみとして扱うのは、家庭から出るごみのうち指定袋(大)に収まらず、口が縛れないサイズのものです。重さや値段ではなく、袋に収まるかどうかで線が引かれています。
大型ごみになる代表的な品物
- たんす、机、ベッドなどの家具類
- 布団や毛布
- 電子レンジやファンヒーターなど、大きめの家電製品
大きくても大型ごみに該当しない品目
袋に入らない大きさでも、市は「表1」として大型ごみから外している品物を定めています。これらはそれぞれ決められた出し方に従うため、申し込みも手数料も要りません。見落としやすい部分ですので、申し込む前に当てはまるものがないかお確かめください。
- 自転車 → 資源物として、「不用品」と書いた札をつけて出す
- 段ボール → 紙として、紐で十文字に縛って出す
- 庭木の剪定枝や木切れ → 長さ50cm以下に切り、直径30cm以下に紐で束ねる
- 傘、つえ(松葉杖を含む)、スコップ、ほうき、モップ、掃除用ブラシ
- 野球やソフトボールのバット、テニスやバドミントンのラケット、ゴルフクラブ、竹刀、ゲートボール用のスティック
- 直径10cm以下で長さ1m以下の棒状のもの
傘やつえ、ラケットなどの細長い品物には共通の出し方があります。紐で縛って直径10cm以下に束ね、指定収集袋の小袋(15リットル相当)以上の大きさの袋を1枚巻きつけるという形です。傘は長さ1m以下のものに限られ、1束はおおむね5本までとされています。分別の区分は材質によって燃やすごみか埋立ごみに分かれます。
なお市が収集しないごみは、そもそも大型ごみの対象外です。それぞれの種類ごとに定められた方法で処分することになります。
大型ごみとして出せないもの
家電4品目は家電リサイクル法に基づく手順で処分することになります。詳しくは熊本市のテレビ処分ガイドで解説しています。
このほか、パソコン、スプリング入りのマットレス、金属製の机やテーブル、棚、本棚、ロッカー、湯沸かし器、ガスコンロ、給湯用ボイラー、太陽熱温水器、ブラウン管式モニター、塗料などの缶、トタン板、耐火金庫、消火器といった品物は、市の埋立処分場でも受け入れていません。民間の施設で資源として扱えるためです。判断に迷う品物は、ごみゼロコールで尋ねるのが確実です。
熊本市の大型ごみ申し込み方法

申し込み先と受付時間
- 電話番号 0570-00-5374
- 受付時間 月曜日から土曜日(年末年始を除く)の8時30分から17時まで
- 電話がつながると自動音声が流れます。大型ごみの受け付けは「1」、その他のごみに関することは「2」を押します
- ナビダイヤルのため、案内や呼び出しの待機中は通話料がかからず、担当者につながった時点から料金が発生します
- 英語での申し込みにも応じています
- 電話での確認が難しい方向けにファックスでの申し込みがあります(096-353-7070)
申し込む前に決めておく4つのこと

電話では収集日、出す場所、手数料、受付番号を控えることになります。市も筆記用具を用意したうえで電話するよう案内しています。先に次の4点を固めておくと、やり取りが短く済みます。
- 出す品物と数 1回の収集日に申し込めるのは原則5個までです。それを超えるなら、何回に分けるかを考えておきます
- 希望する収集日 平常時で1週間ほど先になります。明け渡しの日などが決まっているなら早めに動きます
- 出す場所 戸建てなら公道に面した敷地内、集合住宅なら専用のごみステーションが原則です
- 屋外まで運び出せるか 市は屋内に入りません。自力で出せるかどうかがここで問われます
電話での申し込みの流れ
市が案内している手順は次のとおりです。
- ごみを出す方の住所と氏名を確かめられます
- 出す品物が大型ごみに当てはまるか尋ねられます。当てはまらない場合は、適した出し方を教えてもらえます
- 収集日を打ち合わせます
- 大型ごみを出す場所を打ち合わせます
- 手数料の金額を知らされます。取扱店で支払う額がここで決まります
- 申し込みの内容を確かめ、受付番号を知らされて受け付けが終わります
手数料は500円か900円の2種類

熊本市の大型ごみ処理手数料は、品目ごとに500円または900円と定められています。段階が細かく分かれている自治体もありますが、熊本市はこの2種類だけです。
処理シールを買える場所
大型ごみ処理シールは市内のコンビニなどで販売しています。買ったシールには受付番号を記入して、収集日までに品物へ貼っておきます。番号の書き忘れは収集されない原因になりますので、貼る前にお確かめください。
まとめて出した場合の合計額
たとえば1回の収集で5個を出す場合、すべてが500円なら2,500円、すべてが900円なら4,500円になります。品物の組み合わせによってその間の金額に収まります。一人暮らしのお部屋を空にするような場面では、5個の枠に収まらないことが多く、収集日を何度かに分けることになります。そのたびに1週間前後を待つことになるため、明け渡しの日が決まっている場合は日数の計算にご注意ください。
収集日当日の出し方
- 打ち合わせた収集日の朝8時30分までに、指定した場所へ
- 収集は8時30分から16時頃までの間に行われる
- 収集のときの立ち会いは要らない
- 戸建ては原則として公道に面した敷地内
- 集合住宅は専用のごみステーション。ない場合は敷地内の邪魔にならない場所
- 地域のごみステーションを使う場合は、必ず収集日当日に出す
市は屋内からの搬出を行いません
ここが業者への相談が多くなる理由です。市の案内でもたんすなどの大型ごみについて、室内へ立ち入っての回収は行っていないとはっきり示され、必要に応じて民間の業者を使い、屋外の収集場所まで運び出すよう求めています。
二階の寝室にあるベッド、納屋の奥のたんす、階段しかない建物の上の階にある家財。こうしたものは、屋外まで下ろすところが自力ではどうにもならない場面が出てきます。
処理施設へ自分で運び込む方法

車を用意できるなら、市の処理施設へ自分で運び込む道があります。収集日を待たずに済み、量が多い場合は結果的に安く上がることもあります。
- 可燃性ごみ(燃やすごみ)
東部環境工場 熊本市東区戸島町2570番地 096-380-8211
西部環境工場 熊本市西区城山薬師2丁目12-1 096-329-0900 - 不燃性ごみ(埋立ごみ)
扇田環境センター 熊本市北区貢町1567番地 096-245-2696 - 旧植木町地区にお住まいの方の不燃性ごみは、山鹿植木広域行政事務組合最終処分場(096-272-6339)へ
- 受入日 1月4日から12月28日まで(日曜日を除く)。日曜以外の祝日は開いています
- 受入時間 8時30分から16時30分まで
- 処理手数料 10キログラムまでごとに150円
- 受け入れの前後に車ごと重さを量り、その差で金額が決まります
- 指定収集袋に入れて持ち込んだ場合も手数料はかかります
持ち込み前に取り外しておくもの
環境工場へ燃やすごみを持ち込む場合、取り外せる金属やガラス、陶磁器などの不燃物を外しておく必要があります。品物ごとの条件もあります。
- マットレス(スプリングなし) 金属を外したもの。スプリング入りは民間の施設へ
- ソファー(スプリングなし) 金属を外したもの。金属フレームやバネ付きは扇田環境センターへ
- じゅうたん、カーペット、壁紙 軽く縛った状態で長さ4m以下
- 丸太、木くず 断面の直径または長辺が20cm以下かつ長さ4m以下
- 剪定枝、竹 直径20cm以下かつ長さ4m以下。枝が付いていても構わない
- 木の根 直径20cm以下で泥を落としたもの
- 仏壇、仏像、神棚 解体されているもの
ごみ出しが困難な方への支援制度
熊本市には「ふれあい収集」という仕組みがあります。希望する方と同居している方の全員が次のいずれかに当てはまり、ごみステーションまで出すことが難しく、他に協力を頼める方がいない場合が対象です。
- 要介護1から5の方
- 身体障害者手帳1級または2級の交付を受けている方(肢体不自由または視覚障害の方に限る)
- 精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている方
- 療育手帳Aの交付を受けている方
- 上記に当てはまらないものの、加齢や傷病などによりごみステーションまで出すことが難しいと認められる方
申請はお住まいの区の総務企画課で受け付けています。申請を受け付けた翌月までに市が訪問して聞き取りを行い、ごみを出す場所を確かめる流れです。
市の収集と回収業者、どちらを選ぶか
費用だけを見れば市の収集のほうが安く上がります。1個500円か900円という金額は、業者に頼むより明らかに軽い負担です。日取りに余裕があり、屋外まで自分で運び出せる品物が5個以内であれば、市の収集を使うのが賢明です。
一方で次のような場面では、市の仕組みだけでは行き詰まります。
- 屋外まで運び出す人手がない。二階や納屋の奥から下ろせない
- 品数が5個を大きく超え、何度も申し込むことになる
- 明け渡しの日が迫っていて、1週間や3週間を待てない
- 家電4品目が混ざっていて、窓口が分かれてしまう
- 日曜しか時間が取れないが、申し込みの窓口が開いていない
当センターでは、こうした場面をまとめてお引き受けしています。お部屋の中からの運び出し、家電4品目の処理、量の多い家財の一括の積み込みまで、窓口をひとつにして同じ日に終えられます。
熊本市の大型ごみでよくある質問

申し込みから収集まで何日かかりますか
市の案内では通常1週間程度とされています。ただし転居される方の依頼が集中する時期には、3週間程度かかることがあると示されています。日取りが決まっている場合は、早めに申し込むようにしてください。
インターネットで申し込めますか
できません。熊本市の大型ごみの申し込みはごみゼロコールへの電話のみです。受付は月曜から土曜の8時30分から17時までで、日曜と年末年始は休みです。
一度に何個まで申し込めますか
1回の収集日につき原則5個までです。処分する品物が多い場合は、計画的に申し込むよう市が案内しています。
処理シールを間違えて買ってしまいました
返金はされません。次に大型ごみを出す機会に使ってください。金額は申し込みのときに知らされますので、確かめてから買うようにしてください。
収集日は在宅している必要がありますか
立ち会いは要りません。当日の朝8時30分までに打ち合わせた場所へ出しておけば、8時30分から16時頃までの間に収集されます。
集合住宅ではどこに出しますか
専用のごみステーションが原則です。ない場合は、敷地内で邪魔にならない場所を申し込みのときに打ち合わせます。収集車が近づけないなどやむを得ない場合に限り、地域のごみステーションを使わせてもらえることがあります。その場合は他の方の迷惑にならないよう、必ず収集日当日に出してください。
まとめ
熊本市の大型ごみは、ごみゼロコール(0570-00-5374)への電話で申し込むところから始まります。ネットからは申し込めず、受付は月曜から土曜の8時30分から17時までです。
手数料は品目ごとに500円か900円で、金額は申し込みのときに知らされます。シールはコンビニエンスストアなどで買い、受付番号を書いて貼ります。収集日の朝8時30分までに、打ち合わせた場所へ出しておきます。
気をつけたいのは1回に5個までという上限と、市が屋内に立ち入らないという2点です。量が多い場合や、重い家財を屋外まで出せない場合は、この仕組みだけでは片が付きません。
急ぎで片付けたい、量が多い、運び出す人手がない。そうした場合は0120-961-609までご相談ください。お見積もりは無料です。
- 熊本市「『大型ごみ』の出し方【ごみゼロコール(0570-00-5374)】」および同ページの表1
- 熊本市「熊本市のごみ処理施設への持込について(東部環境工場・西部環境工場・扇田環境センター)」(2025年9月8日更新)
- 熊本市「ごみ出しが困難な方に対して『ふれあい収集』を実施しています」
- いずれも2026年8月時点で確認した内容です。最新の取り扱いは市の公式サイトでご確認ください。